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高校生・竜司とその従姉妹・英理子が闇ブローカーから救出した少女はドラゴン!?


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 2008.112007.12
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ドラゴンクライシス! 真紅の少女
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価600円(税込)
箱の中から美少女!? 世界が彼女を狙ってる!!
高校生・竜司とその従姉妹・英理子が闇ブローカーから救出した少女はドラゴン!? 青い瞳の少女・ローズはなぜか竜司に夢中だけど、お風呂やベッドまで一緒は、むしろ拷問かも!? 戸惑いながらもローズに惹かれていく竜司。しかし、巨大な闇組織は再びローズを狙う…!
モノクロ バスルームのドアが荒々しく開け放たれた。
「うわっ!」
 竜司は思わず硬直した。
 廊下に飛び出してきたのは水びたしのローズだった。その白い身体に身につけているのは金色の首輪だけ。
 目が合った瞬間、ローズの顔が輝いた。
「リュウジ!」
 ローズの背後から、バスタオルを巻いた英理子が転がるように飛び出してくる。
「げっ!」
 ローズが裸身のまま、一直線に駆けてきた。目をそらすことなどできない。
「リュウジ!」
 そして――よける間もなく、ローズが体当たりしてきた。その勢いに、竜司はあえなく廊下にひっくり返ってしまった。
 ローズはもう二度と離すまいとばかりに、水をしたたらせながら首に腕を回してくる。裸の体を抱きしめるわけにもいかず、竜司はただなすがまま、呆然としていた。
 まだ泡のついたままの濡れた金色の髪から、甘い香りが漂う。男なら誰しも陶然としてしまうような芳香だ。

 
 
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ドラゴンクライシス! 依頼人は皇女さま
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価580円(税込)
皇女さまのキケンな願い ドキドキの夏休み!!
竜司はローズや実咲たちと、夏の海へと遊びに来た♪ そこへドラゴンの皇女マルガが現れ、最強の遺物使い・ジョージが竜司とローズを狙っていると告げる。しかも皇女の目的は、ジョージが持つ遺物の奪取!? 夏の海辺で大騒ぎが始まる!
モノクロ「デート、デート、デート!」
 ローズはスキップまで始めた。お化け屋敷とは思えない呑気さだ。
「嬉しそうだな、ローズ……楽しいか?」
 壁には粗いタッチで、蜘蛛の巣や、障子から覗く怪物の顔が描かれている。稚拙な絵だが、それが妙に恐怖をかきたてるエッセンスになっている。
「だって、リュウジと二人きりになるの、久しぶりだもん!」
「久しぶりって……」
 英理子もいるとはいえ、昨日まではほぼずっと一緒にいたのに。
「リュウジ……」
 いきなりローズが足を止めた。
「ん?」
 ローズが無言で見つめてくる。その青い目は潤んでいた。
 ローズはゆっくり目をつむり、背伸びをした。
「キスして」

 
 
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ドラゴンクライシス! 愛しのオオカミ少女
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価520円(税込)
狼美少女、つかまえたっ!?
竜司が出会った美少女は、人狼の力を持つ遺物専門の泥棒・オッドアイだった!? 英理子のせいで、竜司と彼女は密着して一晩を過ごす羽目に。ヤキモチを焼くローズも加わって大騒ぎ!! だが魔の手は忍び寄ってきていた――。彼女を救いたい! 竜司の思いは届くのか!?
モノクロ「強情な子ね……」
 英理子が冷ややかに言った。
 美女に責め立てられている狼の美少女という光景に、竜司はごくりと唾を飲み込んだ。
「ほ~~~ら、言う気になった?」
 手にした羽根ボウキでオッドアイの首筋をくすぐりながら、英理子が追い打ちをかける。
 オッドアイは必死で肩をすくめ、なんとか羽根から距離を取ろうとしているが、虚しい抵抗だった。
 柔らかそうな羽根が白い首筋をそっと撫でていく。
 きゅっとオッドアイが唇を噛んだ。
「う……っ」
「この耳はどうかな~~~? これって付け耳?」
 ツンととがった狼の耳。そのピンク色の内耳を、羽根が撫でていく。
「あうっ!」
 オッドアイの身体がびくんと痙攣した。

 
 
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ドラゴンクライシス! 新学期は大騒ぎ!!
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価540円(税込)
学園に美少女が集結♥ 狙われた竜司の運命は!?
激動の夏休みも終わり、2学期が始まった。だが、竜司に夢中のドラゴン少女・ローズが一年一組に転入!? その上、バズーカをかついだ白衣の美少女が学園に乱入!! 彼女は世界遺物保護協会の研究員で、竜司の調査に来たのだ。アブない身体測定が始まり、実咲や狼少女のアイまで乱入して大騒ぎ! 学園恋愛バトル開幕♥
モノクロ「眼鏡、どこよーーーーーーー!」
 眼鏡を自分が遠ざけたことに気づかず、ビアンカが絶叫した。
 眼鏡がないと、ほとんど物が見えないらしい。
 竜司はいきなり胸ぐらをつかまれた。
「ビアンカ落ちついてーーーー!!」
「ぎゃあああ! ビアンカが壊れた!」
 英理子の悲鳴が聞こえる。
「え、英理子さん、助けてください!」
「いやーーーー、また鎖骨を折られるのはイヤーーーーー!!」
 英理子の心底怯えた声が響く。
「うわっ!」
 投げ飛ばされた竜司は壁に激突した。
「眼鏡ーーーーーーーー!!」
 叫んだビアンカが、何を思ったのかハンドガンのようなものを懐から取り出した。
「うわあああ! 銃!?」
 思わず叫んだ竜司だったが、すぐにそのハンドガンの正体を悟った。
「あれ、遺物?」
 ビアンカがいきなり引き金を引いた。目に見えない弾が飛び出し、壁を弾く。
「うわあ!」
 遺物といえど、やはり銃だった。

 
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ドラゴンクライシス! ローズの覚醒
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価520円(税込)

「リュウジを返して!」 ローズの思いが爆発する!!!
竜司がさらわれた! 敵は高位の遺物使いを狙うレベル10狩り!? 竜司を追って敵地に乗り込んだローズまでが捕まって大ピンチ! 危険な敵の狙いは? 最凶の遺物とは!? 『暴虐の王』復活の時、ローズの思いが爆発する! アイや英理子やビアンカも参戦し、命がけの決戦が始まる!!
モノクロ ローズは竜司だけを見つめていた。
「リュウジ!!」
 拘束具を外された竜司は、ベッドに腰掛けていた。
 ローズは思いきり抱きついた。
「会いたかったよ! リュウジ!!」
 そっと竜司にほおずりした瞬間、ローズは違和感に気づいた。
 ぞくっと背筋を冷たいものが走る。
 ローズはおそるおそる竜司の顔を見上げた。
 冷ややかな眼差しが自分を見下ろしている。
「リュウジ……?」
 そこに確かに『リュウジ』はいた。正確には竜司の体だけがあった。
 だが、リュウジではない。
「あなた……誰?」

 
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ドラゴンクライシス! ドイツ恋占い騒動
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価540円(税込)
幽霊と恋占い!? ドイツ旅行は大騒動!!
竜司たちは先輩遺物コレクターから、いきなりドイツのお屋敷へと招待される。無邪気に喜ぶローズ、ノリノリの英理子に、アイと実咲まで一緒に行くことになりドキドキの竜司。その上、美少女メイドさんに美女の幽霊まで!? しかも、お屋敷で待ち受けるのは的中率100%の遺物を使った恋占い! ヒットシリーズ第6巻は、ラブと不思議満載のドイツ旅行篇です!!
モノクロ「のんびり楽しもうな」
 今回の旅行では、ローズを思いきり甘えさせてやるつもりだった。
 ――が。
「旅行中はずっと一緒だね。学校だと、ぴったりできないもん……」
 そう言うと、ローズがぎゅっと抱きついてきた。
「うっ……」
 柔らかい体を押しつけられる。
 竜司はわざとローズから目をそらせた。
 見てはいけない。
 間近で見ると美しすぎるのだ。
 かろうじて抑えていた理性が、成層圏まで吹っ飛びそうになる。
「くっ……」
 竜司は不自然ではない程度にそっとローズの手を放した。
 ダメだ。
 今は自分の理性に責任が持てない!
「僕は保護者、保護者、保護者、保護者――」

 
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ドラゴンクライシス! 7 オトナの儀式
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価500円(税込)
ドラゴン少女サフィが竜司を襲撃!
目的はリベンジ……のはずが、事態は意外な方向へ!? 彼女に刺激されたローズが、竜司と『オトナの儀式』をして、ラブラブがいきなり急加速! アイや実咲を巻き込んでの、ローズとサフィの恋心に大注目です! さらにあの強敵も再登場! ドキドキが止まらない大人気シリーズ♪ 第7巻は新展開スタート!!
モノクロ そっと竜司を見つめる。
 竜司がびくっとするのがわかった。
 その顔がみるみる赤くなり、目をそらせるのが見えた。
 ああ。
 いったい、私は今、どんな表情をしているのだろう。
「リュウジ……私を認めて……くれる?」
 途切れ途切れだが、何とか声を出せた。
「あ、ああ」
 戸惑いながらも、竜司が頷く。
 また、どくんと、大きく心臓が弾んだ。
「あ……」
(C)亜方逸樹/集英社
 
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ドラゴンクライシス! 8 最強メンバー集結!!
城崎火也 イラスト/亜方逸樹
定価540円(税込)
ローズを救え!! 竜司たちの戦いが始まる!
ローズが倒れた! しかも、竜司の目の前で!! 大切なローズを救うため、竜司たちは隠されたドラゴンの皇国へと向かう。マルガやオニキスも協力してくれたが、ホワイト・ドラゴンの強力な癒しでも効果はうすく、ローズに生命の危機が! 残された希望は、強大な邪竜が持つ奇跡の遺物だけ!? ローズを助けるため、竜司の激闘が始まる!!
モノクロ 霞む竜司の目の前に、金色の髪が見えた。
「!?」
 吸い込まれそうな美しい青い瞳がまっすぐ自分を見つめている。
「リュウジ……」
「ロ、ローズ?」
 信じられない光景に、竜司は目を疑った。
「頑張って――今、助けるから……」
 そっとローズの唇が、自分の唇に重ねられるのを感じた。
 温かい息が吹き込まれる。
「う……」
 急激に痛みがひいていく。
 癒しのブレス――十年前にも助けてもらったローズの力だ。
 みるみる力がわいてくる。
「ローズ、どうしてここに……」
「心配だから、エリコと一緒にずっと見てたの。ねえ、リュウジ……エンゲージしよう」
「ローズ……無茶だ。その体で……」
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